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本日発売
- 2007/01/24(水) 03:35:10
本日発売のコミックス『鎖国恋愛』!
これがタイトルナシの表紙です。
コミックス化の時には表紙から折り返しから…細かいところまでDUOがデザインまで関わるんですが、こちらの会社さんはそういうシステムじゃないということで、編集部さんにお任せデザインでした。
それで、できあがるまで判らなかったんだけど、…わー…タイトル位置の関係で、安芸の体がどんなポーズを取ってるか肝心なところが見えないんですけど…!(苦笑)
や、作者だから気になるだけ…かな…。
あとロゴがものすごいピンクで、DUO的に「こんな内容だったかなー/汗」とちょっと心配。やっぱり、マンガも書店ではビニールパックされてるから、ジャケ買いみたいなものだしね。ううん、期待に応えられる内容だと良いんだけど…。
や、これも作者の余計な心配かもですけど…!
ってほら、今までこのコミックスほどのピンクのロゴって使ったことないから…ちょっと怯えてるだけかも。
色のイメージってあるじゃないですか。ピンクは…こう…ほんわかカワイイ系に使うもの!とか。イメージ狭いかな。なんとなくDUOにはなかったカラーだから…ピンクにはちょっと聖域に近いイメージがあったわけですよ…。
(あ、ほんわかラブ要素が足りないから、あえてデザインで付け加えてくれたのかな…)
よしよし、こんなふうに怯えずに済むように……わたし的ピンクなイメージの、やわらかいふるえるような恋を、今年は描いてみたいと思います……。
それはそれとして、とある友人の商業作家さんがHPで「違うフォントだと、正確には意味がちがうような気がする」と言っていたんだけど、私(晞月)もそれにはとても賛成で…同じ言葉でも、文字が違っていれば意味も違っているように感じます。
商業では最終的なフォント設定までは関われないのも事実で、これは仕方のないことだけどもね。
それにそれも悪いことじゃない。実際のフォント指定作業ってものすごく大変で時間のかかることだから、指定をやってもらえるのも正直マンガに集中できて本当にありがたい。
でも、心がふるえるようなシーンには細くやわらかな文字を、見得切って威圧するときには極太ゴシックとか、ギャグオチにするなら勘亭流とか、シリアスに鋭利さを加えるなら太明朝を…と変えるだけで、相当ニュアンスが違ってしまうと思うのですよ…。
そこまで、ちょこちょこ関われたら(できるかぎりは指定を入れていくんですけど)すごい幸せだなあと思うのです…。ってフォントマニアか!(笑)
たいていはこんなこと、多分どうでも良いことなのかもしれないけど!
へんなコダワリなのかもしれないけど!
たぶん、文字もあわせて、絵の一部として捉えているんだと思います。
これは別に今に始まったことではなくて、それこそ商業以外で作っているものに文字を載せるときにも、前からずーっと思っていることなんだけどもね。
描き手として、マンガにしてもイラスト一枚にしても、結局一画面として捉えてしまうものだから…、文字もただ意味を伝える手段だけじゃなくて、イラストやマンガの表情や雰囲気の大切な一部を担っているんだと考えてしまうわけです…。
奥が深いのです。マンガってヤツは…。
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買いました~^^
「鎖国恋愛」さっそく買って、堪能しています^^
これって、続きとかないんでしょうか? あったらいいな、二人のその後が気になるな^^
ありがとうございました!
■葵留美さま
『鎖国恋愛』を手に取って頂きありがとうございます!
続きは…いまのところ描く場所が無いんですが、彼らのあのラストなら、捜査と冒険と恋愛…みたいなスリリングなネタをいくらでも描けそう…ってモンダイはますますBLっぽくなくなっちゃうですよね…っ。
久我と安芸を気に入って頂けてほんとうれしいです。ありがとうございます♪